研究室と研究テーマについて
ー美学(英:aesthetics)を基に自然・人工物・社会を考える、それがこの研究室の仕事です。
ー(広義の)美学は、人文・社会・自然、すべての学問分野が協働してはじめて可能になる学問です(『あたらしい美学をつくる』参照)。情報分野では、computational
aestheticsやaesthetic computingということばがふつうに使われ、学会もあります。自然研究においても、natural
computingやsynthetic biologyは美学と深いかかわりをもっています。
ーそのような分野の研究者の方々に過去の(狭義の)美学・芸術学・美術史学の成果を伝え、協働してあたらしい美学を構想するのは、とてもたいへんです。が、きわめて重要な仕事です。
ーところで、研究はどんな風にやってもいいというわけではありません。(
「研究」のページで、「研究についての考え方」以下を読んでください。)
ー学部(注)では、自然・人工物・社会についての問題意識を醸成し、(狭義の)美学について学んでもらいながら、自ら立てた問いに答えを与えるべく努力してもらいます。
(注)大学院進学希望者は、今後の研究の基礎となるテーマを選んでもらうことになるので、注意してください。